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疫神
「疫神〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
疫神の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「水の女」より 著者:折口信夫
、逐わるべきものとなった。春祭りの「春田打ち」の繰り返しのような行事が、だんだん
疫神送りのような形になった。 七夕祭りの内容を小別けしてみると、鎮花祭の後すぐ....
「淡島椿岳」より 著者:内田魯庵
した。 その頃は医術も衛生思想も幼稚であったから、疱瘡や痲疹は人力の及び難ない
疫神の仕業として、神仏に頼むより外に手当の施こしようがないように恐れていた。それ....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
になるともいうのを見ると、これは疫病神と想像していたので、現に奥羽や越後では、「
疫神よけ」と称してこの日いろいろの行事がある。信州でも北半分は、唐辛子とか皀莢の....