疫鬼[語句情報] » 疫鬼

「疫鬼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

疫鬼の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
度の北門外へ行くと、そこは空き家で、主人らしい者は住んでいなかった。(異聞総録)疫鬼 紹興三十一年、湖州の漁師の呉一因という男が魚を捕りに出て、新城柵界の河岸....
十二支考」より 著者:南方熊楠
儺《ついな》の条にも明示された通り、当夜方相は戈で盾をたたき隅々《すみずみ》より疫鬼を駈り出し、さて十二獣を従えて鬼輩を逐い出すのだ。一九〇二年頃の『ネーチュル....
十二支考」より 著者:南方熊楠
の地獄王キャルンは槌を持つ。本邦にも善相公《ぜんしょうこう》と同臥した侍童の頭を疫鬼に槌で打たれ病み出し、染殿后《そめどののきさき》を犯した鬼が赤褌に槌をさしい....