病所[語句情報] » 病所

「病所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

病所の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
うのであった。 「私にさわらせてくださいまし。かえってご恩でございます」 で、病所へさわるのであった。すると不思議にも悪病は、次第次第に快癒した。 「聖者様が....
話の種」より 著者:寺田寅彦
を切開して吟味するより外に手段はなかったが、近頃ある人がX光線で透して見てすぐに病所の有無を知る事を発見した。 カナリヤの雛 近頃英国で、ある学者....
漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
で手紙などは怠り勝ちであった。もっともそれは今日になってもなおつき纏っている私の病所であるが、漱石氏などはその頃から決して人の手紙に返事を怠るような人ではなかっ....