病痾[語句情報] »
病痾
「病痾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
病痾の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「護持院原の敵討」より 著者:森鴎外
門のこう云ったのも無理はない。三人は日ごとに顔を見合っていて気が附かぬが、困窮と
病痾と羇旅との三つの苦艱を嘗め尽して、どれもどれも江戸を立った日の俤はなくなって....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
が深く滲みこんでいる。また仏教的の本性|清浄観をただ一気にいっているようで、実は
病痾を背景とする実感が強いのであるから、読者はそれを見のがしてはならない。この歌....