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痛言
「痛言〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
痛言の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
を固め、将来の国是を定めないと、何十年後に亡国の恨みがないとも限らない、」と反覆
痛言した事があった。二葉亭の青年時代の国際的興味が再び熱沸して来たのはその頃から....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
残っている甲賀世阿弥も、この際、殺してしまったほうがよかろうと存じます!」 と
痛言して、これはちと口が過ぎたと、自分もハッとして絶句し、阿波守や啓之助は、なお....
「三国志」より 著者:吉川英治
うかな?」 曹操の面には動揺が見えだした。 「そうですとも」 郭嘉は、さらに
痛言した。 「露骨にいえば、あなたは玄徳に一ぱい喰わされた形です」 「どうして」....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ため 綸旨 朝に変じ、暮に改まるほどに 諸人の浮沈 掌を返すがごとし とまで、
痛言しているふうだった。 なにしろ、想像もおよばぬほどな、裏面運動と、土地|餓....