痩猿[語句情報] »
痩猿
「痩猿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
痩猿の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「あらくれ」より 著者:徳田秋声
くの大師の像のある処の前に彳《たたず》んでみたりした。木立の中には、海軍服を着た
痩猿《やせざる》の綱渡《つなわたり》などが、多くの人を集めていた。お島はそこにも....
「猿」より 著者:宮本百合子
の息子のヨハネスの通りに。ね。 エッダ (いよいよ笑い)お猿さん! 人の真似する
痩猿さん! ヨハネス、さっと立ち上る。エッダ面白そうな声をあげ、逃げようとする....