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「痴話文〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

痴話文の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
田沢稲船」より 著者:長谷川時雨
《しいたけ》さんも姐《ねえ》ちゃんも寄っといで。といやらしく言って、 ――恋の痴話文《ちわぶみ》ナ、鼠《ねずみ》にひかれ猫をたのんで取りにやる。ズイとこきゃ―....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
よ、宵にちらりと見たばかり 恋にこがれて鳴く蝉よりも、鳴かぬ螢が身を焦がす 恋の痴話文《ちわぶみ》鼠に引かれ、鼠捕るよな猫欲しや 染めて悔しい藍紫も、元との白ら....