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瘴烟
「瘴烟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新疆所感」より 著者:日野強
庫、古来蛮雲のとざす所となりて、空しく草莱(そうらい)に委し、二百万の生霊、なお
瘴烟(しょうえん)の裡に包まれて、いたずらに混沌として睡眠するの憐むべき情態にあ....
「三国志」より 著者:吉川英治
っていう。 「どういうわけか自分らにも分らないが、未、申、酉の時刻以外は、濛々と
瘴烟が起り、地鳴りして岩間岩間から沸え立った硫黄が噴くので、人馬は恐れて近づけな....