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「癆症〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

癆症の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
根岸お行の松 因果塚の由来」より 著者:三遊亭円朝
逢う事も出来ず、唯くよ/\と案じ煩い、……今で言えば肺病でござりますが、其の頃は癆症《ろうしょう》と申しました、寝衣姿《ねまきすがた》で、扱帯《しごき》を乳の辺....
狂人日記」より 著者:井上紅梅
捉まった男までずっと食い続けて来たのかもしれない。去年も城内で犯人が殺されると、癆症病みの人が彼の血を饅頭に※して食った。 あの人達がわたしを食おうとすれば、....
」より 著者:井上紅梅
た。 「いい包だ。全くいい包だ。ああいう熱い奴を食べれば、ああいう血饅頭はどんな癆症にもきく」 華大媽は「癆症」といわれて少し顔色を変え、いくらか不快であるら....