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癈疾
「癈疾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
癈疾の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「世界の変革と芸術」より 著者:和辻哲郎
のにはともすれば緩徐に過ぎるごとく感ぜられるのである。戦争のもたらした残酷な不具
癈疾、神経及び精神の錯乱、女子及び青年の道徳的頽廃、――これらの恐ろしかるべき現....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
、京都高倉綾小路に“清聚庵”という盲人組織の職屋敷をおいて、それまでは全く社会の
癈疾者――厄介者としかみられていなかった盲人に“平家琵琶”という一職業を与え、検....
「賤民概説」より 著者:喜田貞吉
となりうる。大宝令の規定によれば、官奴婢は年六十六に達すれば優待して官戸となす、
癈疾となった場合も同様であった。さらに年七十六に達すれば、解放して良民となし、願....