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癒やし
「癒やし〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
癒やしの前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「富士」より 著者:岡本かの子
《ねむ》の花の木が岸に並んで生えている。翁はこの茂みの下にしばらく憩って、疲れを
癒やして行こうと思った。何に疲れたのか。もちろん旅の疲れもある。しかしもっと大き....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
て五つ目が現場の室だった。部厚な扉の両面には、古拙な野生的な構図で、耶蘇が佝僂を
癒やしている聖画が浮彫になっていた。その一重の奥に、グレーテ・ダンネベルグが死体....
「読書の今昔」より 著者:寺田寅彦
ばそれを食っていけないわけのものではない。また友人のIが大根を食ってよろずの病を
癒やし百年の寿を保つとしても、自分がそのまねをして成効するという保証はついていな....
「人生における離合について」より 著者:倉田百三
それを傷む心の持って行き場がないからである。どうしても彼のために祈り、自分の傷を
癒やしてくれる人間以上のものを求めたくなる。人間の愛につまずいた者が人間以上のも....
「青春の息の痕」より 著者:倉田百三
せて養生させます、なにとぞ心配しないで下さい。私は私のためにも、妹のためにも神の
癒やしを祈っています。私らは静かな寂しいそしてたのしい生活をするつもりです。私は....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
ぎれ、わが文ぎれよ。幸うすくわが追われたる、幸多きかのおん側に急ぎゆけ。よろずを
癒やし給う真白のみ手は、わがかりそめの傷に膏薬は塗らせど、いとせめての深傷には、....
「女の決闘」より 著者:オイレンベルクヘルベルト
染が出来るとか、一寸した創が付くとかしますと、わたくしはどんなにしてでも、それを
癒やしてしまわずには置かれませんでした。わたくしはその恋愛が非常に傷けられたと存....
「三国志」より 著者:吉川英治
とはいえないし、百姓の賦役も、まだ少しも軽くはなっておらない。まず、国内の患いを
癒やし、辺境の兵馬を強め、河川には船を造らせ、武具糧草をつみ蓄えて、おもむろに機....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
かにも残念そうである。 例の新設中のテレビ塔では、中京人のこの寂寥感は、到底、
癒やしきれるものではないらしい。 しかし春海氏にいわせると「名古屋は焼け効いが....
「日本の伝説」より 著者:柳田国男
弓をもって岩に突き、また矢を土の上にさすと、それから泉が流れて士卒ことごとく渇を
癒やした。よってこれを神水として感謝のため神の御社を建てて永く祀ったといって、そ....