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癩菌
「癩菌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
癩菌の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「いのちの初夜」より 著者:北条民雄
点々とできているのだった。もちろん一本の陰毛すらも散り果てているのだ。あそこまで
癩菌は容赦なく食い荒らして行くのかと、尾田は身顫いした。こうなってまで、死にきれ....
「映画と癩の問題」より 著者:伊丹万作
いるという事実を恐怖し、憎悪した。 彼らが我々の社会を歩いているということは、
癩菌のついた貨幣を我々もまた握るということなのだ。癩者は、彼が無心に生きている瞬....