発問[語句情報] » 発問

「発問〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

発問の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
人間性・政治・文学(1)」より 著者:宮本百合子
ぜなら、政治は文学現象にタッチしないではいないし、国家権力の表現として出て来た告発問題に抗議して闘うことは、文学者として、最も直接に政治闘争をしているということ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
まいな。時に、この道中には目洗い地蔵というのはございませんか」 そういうような発問をして、道を誤らずに山科街道まで出てしまいました。 「奴茶屋《やっこぢゃや》....
生活と一枚の宗教」より 著者:倉田百三
と認識との出発』に出ておりますが、倫理学者になろうと思いました。善とは何かという発問であります。この一つの問題が解決されるためには、その方法論がなければならない....
自警録」より 著者:新渡戸稲造
り蛇《へび》なり蛙《かえる》なりの程度まで一身を引下げておりはせぬか」。 かく発問すると、なるほどもっともだ、自分は予《かね》ての心がけよりも、この点において....