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「発心集〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

発心集の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
見ゆれど予その出処も子細も詳らかにせぬから、知った方は葉書で教えられたい)や、『発心集《ほっしんしゅう》』に見えたわが夫を娘に譲って、その睦《むつ》まじきを羨む....
本朝変態葬礼史」より 著者:中山太郎
る者は小舟に打乗り海に出で、浪のままに流れ漂うて往生する事がさかんに行なわれた。発心集に一条院の御時の事とて、賀東聖《かとうひじり》と云う者が『補陀洛のせんこそ....
賤民概説」より 著者:喜田貞吉
はその一例である。また彼らは、仲間同士の階級意識もかなり濃厚であった、鴨長明の「発心集」に、京都清水坂の坂の者の事について、興味ある話が見えている。或る僧が途中....