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発振
「発振〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
発振の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地球発狂事件」より 著者:海野十三
を考えたもんだ。ビッグ・アイデアだよ」 「あの籠みたいなものに、送影用のレンズや
発振器装置などがついているんだ。そしてあの鋼条の中には絶縁されたアンテナ線が海面....
「人造人間殺害事件」より 著者:海野十三
間か、時間は意識の歯車の上を外《はず》れて、空廻《からまわ》りをした。僕の脳髄は
発振機のように、細かい数学的計算による陰謀の波動をシュッシュッと打ちだした。 ....
「地球盗難」より 著者:海野十三
せた室には額の裏かなんかにマイクロフォンを置き、それから出た二本の電線をラジオの
発振機に接ぎそれから更に電話線に持っていって接ぐ。すると高周波の電流は電話線を伝....
「宇宙の迷子」より 著者:海野十三
がってはしごで下へおり、テレビジョン装置をしらべてみた。しかしアイコノスコープも
発振器もどこもわるくなさそうである。しかしテレビジョン電流はさっぱり出ないのだ。....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
ではありませんか。また別のことを取上げましょう。無機物の集合体であるところの電波
発振器は、空間へ電波を発射します。これは人体における脳細胞の、活動のときにともな....
「サレーダイン公爵の罪業」より 著者:チェスタートンギルバート・キース
も、書物についても、なかなか知識を持っているように見えた。後者の方はすばらしい開
発振りを見せもしなかったが、彼は五六ヶ国語を操った。もっとも主として俗語ではあっ....