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登臨
「登臨〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
登臨の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
やかに過ぎます。
明治以後になって、あらゆる古城はみな解放されて、多くは遊客の
登臨に任せている際にも、尾張名古屋の天守へは誰人も登ることを許されていないのに、....
「穂高岳槍ヶ岳縦走記」より 著者:鵜殿正雄
十間とない峡間、殊に樹木は、よく繁っているので、強風は当らぬ。槍・常念・大天井に
登臨する向のためには、至極便利の休泊処。....
「西航日録」より 著者:井上円了
(Carnarvon)町に遊び、実業中学校を参観し、また当地にて有名なる旧城楼に
登臨せり。これよりさらに車行九マイルにして、雪動山腹ランベリス(Lanberis....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
壮なるは、はるかにスイスをしのぐの勢いあり。絶頂に茶店一戸あり。また、ドイツ皇帝
登臨の記念碑あり。帰路、野花を折りて船に移る。午後六時、新月を望みたるも光気薄し....