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登高
「登高〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
登高の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「単独行」より 著者:加藤文太郎
、Bはあちこちとルートを考え求めて、安心のできるところに至って初めて自重しながら
登高する。 Aはエクスパートであり、常に落着いた心境に安住して軽い気持で登って....
「案内人風景」より 著者:黒部溯郎
でも書いたらいい。 もしも、貴下の愛人が、 「妾も山へ登りたいわ、女性にだって
登高本能はあることよ、だって妾、煙突なんかへ登りたくはないの、ねえ伴れてってくん....
「十九の秋」より 著者:永井荷風
加《アメリカ》語を用いているが、わたくしの如き頑民に言わせると、古来慣用せられた
登高《とうこう》の一語で足りている。 その年陰暦九月十三夜が陽暦のいつの日に当....
「樹氷」より 著者:三好十郎
行列の先頭に立っている。―― (ここで繰返される「北大寮歌」の歌い方と歌の調子で
登高の段階と四人の疲れ方や歩度や山の様子を暗示するように変化をつけること) 歌....