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白人
「白人〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
白人の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地球発狂事件」より 著者:海野十三
た。 「アメリカ・インディアンは、コロンブスの船が着く以前において、この世の中に
白人というものが存在することを知らなかった。インディアンとしては、それは無理もな....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
明に大きな相異を来たしている。日本民族の主体は、もちろん北種である。科学的能力は
白人種の最優秀者に優るとも劣らないのみならず、皇祖皇宗によって簡明に力強く宣明せ....
「海底大陸」より 著者:海野十三
服を着た人間と、そのあとに東洋人の大きいのと小さいのがひとりずつ、そのまたあとに
白人がひとり、はいってきたので、ありゃありゃとおどろいた。 「おお、あの少年はボ....
「恐竜島」より 著者:海野十三
どろいて枯葉の寝床のうえにすっくと立ち上った。 そのときである。一人の老いたる
白人が、銃を手に持って彼の方へ突進してきた。焚火《たきび》が老人を赤々と照らした....
「暗号音盤事件」より 著者:海野十三
上陸第一歩、私は、もうすっかり気をよくしていた。それはこの島に住んでいる若い
白人の娘たちが、果物の籠を抱えて、私たちの方へとびついて来たからであった。 「あ....
「今昔ばなし抱合兵団」より 著者:海野十三
ったが、それから一年半ほどたって、漸くぼんやりしたその輪郭だけがわかった。それは
白人帝国が、ひそかに抱合兵団をもって、わが国攻略を狙っているという情報が入ったた....
「英本土上陸作戦の前夜」より 著者:海野十三
て、下を見た。 「あなたァ、ここよ。早く早く」 「え」 見ると、見も知らぬ若い
白人の女が、しきりに、彼の中国服の裾を引張っているのであった。 「誰です、君は。....
「火薬船」より 著者:海野十三
謎の人物 そのころ、南シナ海を中心とする界隈の各国官辺すじで、ポーニンと名のる
白人のことが、しきりに問題になっていた。 ポーニン氏は、トマトのようにかおの赤....
「怪塔王」より 著者:海野十三
ているルパシカという妙な上衣をきている者もあります。このルパシカをきているのは、
白人のようでありました。 そのうちの一人の
白人が、たっしゃな日本語でもってしゃ....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
。それとともに、ぷーんとはげしい酒くさい息が、彼の鼻をうった。すぐ隣にいた大男の
白人が、どなりだしたのであった。ひどく酔っぱらっている。このせまい艇内では、どう....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
。 ららららら。ひゅーっ。 飛行島の上からは、さかんに帽子をふる、手をふる。
白人も黒人も、顔の黄いろい東洋人も――。 ららららら。ひゅーっ。 飛行島の最....
「私の活動写真傍観史」より 著者:伊丹万作
からない。 たしかにアメリカの写真だと考えられるものもこの小屋ではじめて見た。
白人とアメリカ・インディアンとの間に争闘が行われ、騎馬の追つかけがあり、鉄砲の撃....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
小さくなって蹲踞まってるなら知らず、聊かでも頭角を出せば直ぐ列強の圧迫を受ける。
白人聯合して日本に迫るというような事が今後ないとは限らん。それも圧迫を受けるだけ....
「西航日録」より 著者:井上円了
汽車の上等室に「Europeans only」の掛け札あるを見る。毎度ながら、
白人種の無法なる制裁には驚かざるを得ず。これを見てインド人の憤慨せざるも、たとい....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
のトン数は五千五百四十七トンにして、八木政吉氏その船長たり。上等客約二十人、みな
白人なり。波静かなるも風寒し。 四月二日(日曜)、快晴。ただし風寒きこと前日の....