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白太
「白太〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
白太の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
ことごとく参り、もって神恩を謝し、聖徳を仰ぐ。『菅原伝授鑑』という戯曲三段目に、
白太夫なる百姓|老爺《ろうや》が七十の賀に、三人の※《よめ》が集《つど》い来て料....
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
すよ」
「飲むとも――御前世界で一番長い字を知ってるか」
「ええ、前《さき》の関
白太政大臣でしょう」
「それは名前だ。長い字を知ってるか」
「字って横文字ですか....
「歌行灯」より 著者:泉鏡花
かね、戻馬乗らんせんか。」 と早口で車夫は実体。 「はははは、法性寺入道前の関
白太政大臣と言ったら腹を立ちやった、法性寺入道前の関
白太政大臣様と来ている。」と....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
面にして英気風発の十八九歳とも見られる貴公子は、ひとり赤地の錦のひたたれを着て、
白太刀《しらだち》を佩《は》いたままで、羅陵王を舞いました。 羅陵王を舞い終る....
「源氏物語」より 著者:紫式部
(晶子) ここに書くのは源氏の君一族とも離れた、最近に亡くなった関
白太政大臣の家の話である。つまらぬ女房の生き残ったのが語って聞かせたのを書くので....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
人ではない。二千|米。 フォーカス番号 番号 姓名 人気 1 1
白太郎 入着ノ見込ミアリ 2 2 田川博一 対抗。アルイハ一着 ....
「妖怪学」より 著者:井上円了
字書きて、のますべし。奇妙に落つるなり。 また一法に、その人が「法性寺入道前関
白太政大臣」といったら腹が立ったから、これから「法性寺入道前関
白太政大臣様」とい....
「埋もれた日本」より 著者:和辻哲郎
には関白となっている。この時にはすぐにやめたが、十五年後四十五歳の時にふたたび関
白太政大臣となり、さらに六十五歳の時三度関白となった。しかしそういう地位からばか....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
も改作をさえ蒙っているが、淡白平明で、尊氏・義詮、それから京方の偉才として摂政関
白太政大臣に経上った二条良基らの絶讃を博した。良基の『近来風体抄』には、頓阿が漸....
「空中征服」より 著者:賀川豊彦
吉兵衛を知ってやろがな。あなたもひどい人やな、卑しくも、もったいなくも、正一位関
白太政大臣羽柴筑前守秀吉公を籠伏せの刑に仰せつけるとはいったいどうしたのですかい....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ここに参集していた。よくいう、 蛇、穴ヲ出ル の趣にも似て。――前の摂政ノ関
白太政大臣から、左右の近衛ノ大将、大納言、八座の公卿、七|弁の高官、五位、六位の....
「日本の伝説」より 著者:柳田国男
ろの木や草の茂っているのを、大井の袂石といってほこら 伊勢の山田の船江町にも、
白太夫の袂石という大石があります。高さは五尺ばかり、周りに垣をして大切にしてあり....