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「白帝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

白帝の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
のかと思う。『淵鑑類函』三二〇に『河図《かと》』を引いて五方の神名を列ね、西方|白帝神《はくていしん》名は白招拒《はくしょうきょ》、精を白虎《びゃっこ》と為《な....
不尽の高根」より 著者:小島烏水
となしに、人間味と原始味の併行した美しさを高めることは出来ない。木曾川を下って、白帝城に擬せられた犬山城があるために、日本ラインの名を、(好むにせよ、好まざるに....
十二支考」より 著者:南方熊楠
『詩経』に※牡《せいぼう》既に備うとあり『史記』に秦襄公|※駒《りゅうく》を以て白帝を祀《まつ》るとあって、支那で古く馬を牲にしたごとくインドでも委陀《ヴェーダ....
三国志」より 著者:吉川英治
う。これは中策と考えられます」 「む、む。もう一計は」 「ひとまず、兵を退いて、白帝城にいたり、荊州の守備を強固となし、心しずかに、次の段階を慮ることこれです。....
三国志」より 著者:吉川英治
その頃、蜀帝玄徳は、すでに大軍をすすめて、※関(四川省・奉節)に着き、その地の白帝城を大本営として、先陣は川口の辺りまで進出していた。 ところへ呉の使者とし....
三国志」より 著者:吉川英治
戦連勝の機をはずさずに、一挙、魏の中核を衝かんものと準備していた。 ところへ、白帝城の鎮守李厳の一子|李豊が、唐突にやって来た。 (さては、呉がうごき出したの....