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白帝城
「白帝城〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
白帝城の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「不尽の高根」より 著者:小島烏水
となしに、人間味と原始味の併行した美しさを高めることは出来ない。木曾川を下って、
白帝城に擬せられた犬山城があるために、日本ラインの名を、(好むにせよ、好まざるに....
「三国志」より 著者:吉川英治
う。これは中策と考えられます」 「む、む。もう一計は」 「ひとまず、兵を退いて、
白帝城にいたり、荊州の守備を強固となし、心しずかに、次の段階を慮ることこれです。....
「三国志」より 著者:吉川英治
その頃、蜀帝玄徳は、すでに大軍をすすめて、※関(四川省・奉節)に着き、その地の
白帝城を大本営として、先陣は川口の辺りまで進出していた。 ところへ呉の使者とし....
「三国志」より 著者:吉川英治
戦連勝の機をはずさずに、一挙、魏の中核を衝かんものと準備していた。 ところへ、
白帝城の鎮守李厳の一子|李豊が、唐突にやって来た。 (さては、呉がうごき出したの....