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「白烟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

白烟の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
白峰山脈縦断記」より 著者:小島烏水
透っていないから、細い粗朶が忽ち出来る、燻してどうかこうか火が点いた、そうすると白烟が低い天幕の中を、圧されて出る途がないので、地を這いずった、高頭君は息を窒め....
黒部川を遡る 」より 著者:木暮理太郎
しまったものもある。そうかと思うと又或者は岩の狭間から微な鳴動と共に盛に濛々たる白烟を噴出している。宛ら温泉の化物屋敷の縮図だ。十間とは隔てぬ向う岸には硫黄の沈....