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白磨き
「白磨き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
白磨きの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「娘煙術師」より 著者:国枝史郎
う? 誰かが懐中をのぞいたならば、すこしふくらんだふところの中に鼠色をした捕縄と
白磨き朱総の十手とが、ちゃんと隠されてあることに、きっと感づいたに相違ない。そう....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
内、北町奉行所の御用部屋。 坊主畳を敷いた長二十畳で、大きな炉を二カ所に切り、
白磨きの檜の板羽目に朱房のついた十手や捕繩がズラリとかかっている。 御用部屋の....