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白紅
「白紅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
白紅の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「白くれない」より 著者:夢野久作
残怨
白紅花盛 余多人切支丹寺 「ふうん読めんなあ。これあ……まるで暗号じゃないかこ....
「つぼみ」より 著者:宮本百合子
が花をもった草なのである。その花は白粉の花に似て女らしいしおらしい花である。色は
白紅淡紅でさし渡しは五分位、白い花のまん中に一寸と茶色の紋があるのなんかはものず....
「三国志」より 著者:吉川英治
っていた。折々、喊声は天をふるわし、鎗刀の光は日にかがやいて白い。どよめく度に、
白紅の旗や黄緑の旆は嵐のように揺れに揺れている。 物見を連れたひとりの将が馳け....
「空飛ぶ悪魔」より 著者:酒井嘉七
されたのである。 三機は編隊で離陸した。一番機は沙里子だ。ほど近く航空標識の緑
白紅、三連閃光が、正しい十秒の間隔を置いて、星ばかりの暗い夜空を衝きさしている。....