白茅[語句情報] » 白茅

「白茅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

白茅の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
等は来た時の同行三人となって了った。汽車は西へ西へと走って、日の夕暮に十勝国境の白茅の山を石狩の方へと上った。此処の眺望は全国の線路に殆んど無比である。越し方を....
日輪」より 著者:横光利一
つつ、次第に泉の方へ真直ぐに延びて来た。そうして、間もなく、泉の水面に映っている白茅の一列が裂かれたとき、そこには弦の切れた短弓を握った一人の若者が立っていた。....