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白菅
「白菅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
白菅の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「貧乏神物語」より 著者:田中貢太郎
であった。 旅憎は溷鼠染と云っている栲の古いどろどろしたような単衣を着て、頭に
白菅の笠を被り、首に頭陀袋をかけていた。年の比は四十過ぎであろう、痩せて頤の尖っ....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
また、「古にありけむ人のもとめつつ衣に摺りけむ真野の榛原」(巻七・一一六六)、「
白菅の真野の榛原心ゆもおもはぬ吾し衣に摺りつ」(同・一三五四)、「住吉の岸野の榛....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
作の生彩を失って、おさまり過ぎた感じに堕ちることもあるし、 花におく露をしづけみ
白菅の真野のはぎ原しをれあひにけり いざ児ども倭へはやくしらすげの真野のはり原手....