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白衣観音
「白衣観音〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
白衣観音の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「回想録」より 著者:高村光太郎
いるのである。 いい彫刻があると、父はよく稽古に模刻した。明時代頃のやきものの
白衣観音の素晴しいのがあるというので、よそから借りて来て、桜の材か何かで一心に自....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
てよい。従来製作しておるものと同じものでよろしいという。それではというので師匠は
白衣観音を出品することにしたのでありますが、そこで師匠が私に向い、今度の博覧会で....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
ていました。斎藤政吉といって同業者の間では名の売れた人であったが、この人が明製の
白衣観音を持っておった。それは非常な逸品でもあるというので、斎藤氏が自慢に私に見....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
するがごとく曠原の一角に聳え、しかしてこの湖水を擁してずらりと列べる雪峰は天然の
白衣観音あるいは妙音菩薩が無声の音楽を弄して毘婁遮那大仏に供養するかのごとく、実....