白襖[語句情報] » 白襖

「白襖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

白襖の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
虞美人草」より 著者:夏目漱石
の廂《ひさし》に、浮彫の波が見える。障子は明け放ったままである。呑気《のんき》な白襖《しろぶすま》に舞楽の面ほどな草体を、大雅堂《たいがどう》流の筆勢で、無残《....
黒田如水」より 著者:吉川英治
。 供の久左衛門は別室にひかえ、官兵衛一名だけ廊を渡って、奥の客院へ導かれた。白襖をめぐらした約二十畳ほどの内に、三つの燭が照り映えていた。彼のすがたと入れち....