白襷[語句情報] » 白襷

「白襷〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

白襷の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
将軍」より 著者:芥川竜之介
白襷隊 明治三十七年十一月二十六日の未明だった。第×師団第×聯隊の白襷隊《し....
阿部一族」より 著者:森鴎外
髪には忠利に拝領した名香|初音《はつね》を焚《た》き込めた。白無垢《しろむく》に白襷《しろだすき》、白鉢巻《しろはちまき》をして、肩に合印《あいじるし》の角取紙....
Sketches for details Shima」より 著者:宮本百合子
武が※の由。武運長久と書いてあったが 「武運長久が襷がけならいいんだろ。この頃は白襷がはやるから。こんど出来た字かもしれない」 ○栗山の婆さん 「自殺すると云っ....
近藤勇と科学」より 著者:直木三十五
が叫んで、立上った。兵の首が、一斉に、その方を振向いた。山の側面に、ちらちら敵の白襷が見えて、ぽつぽつと、白煙が立ち、小さい音がした。近藤は前には立木があるが、....