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白青
「白青〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
白青の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
ぱ》して、それより以来と云うものは奇麗さっぱり何にもやらない事にしてしまった。黄
白青銭《こうはくせいせん》が智識の匹敵《ひってき》でない事はこれで十分理解出来る....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
高く信号旗がひるがえるのだ。 赤と黄の斜の染分け・白に青の先が切れ込んだの・赤
白青の縦の三色――この三旗はそれぞれにO・A・T羅馬字を示し、O・A・Tはここに....
「ドナウ源流行」より 著者:斎藤茂吉
をかぶっていたりした。胸当には種々の縫取がしてあり、胸当は紅いのもあり紺のもあり
白青のもあり色々であった。処女は頬が赤く、みな健康な性欲をおもわしめた。会釈をす....
「平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
蘭陀《オランダ》船や、艫《とも》の上った寧波《ニンパオ》船が幾艘となく碇泊し、赤
白青の阿蘭陀《オランダ》の国旗や黄龍旗《こうりゅうき》が飜々《ひらひら》と微風に....
「ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
のものしくもいかめしい有様であった。 定刻ともなれば、古きフロック・コートに赤
白青の村長綬章を襷掛《たすきが》けにした村長が、開会の辞をかねて一席弁じたが、そ....