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白頭翁
「白頭翁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
白頭翁の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「あいびき」より 著者:ツルゲーネフイワン
かせず、皆どこにか隠れて窃《ひそ》まりかえッていたが、ただおりふしに人をさみした
白頭翁《しじゅうがら》の声のみが、故鈴《ふるすず》でも鳴らすごとくに、響きわたッ....
「植物知識」より 著者:牧野富太郎
《たゆうずい》と多雌蕊《たしずい》とがある。わが邦《くに》の学者はこの草を漢名の
白頭翁《はくとうおう》だとしていたが、それはもとより誤りであった。この
白頭翁《は....
「小生のあけくれ」より 著者:北大路魯山人
でこそ、自己に完全なる栄養は摂れ、健全が保たれるのだと確信している。その証拠に、
白頭翁といわれる今日まで、小生は病気を知らない。およそ病気と称するものはなに一つ....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
て、あの愛らしい花の姿を、形容した語ではなかったろうかと思う。これとよく似た例は
白頭翁、歌にオキナグサという花の名の、土地さまざまの変化であるが、それは他日また....