百獣の王[語句情報] » 百獣の王

「百獣の王〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

百獣の王の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
、縄をかけ外してみて、この犬の力量を認識する。 「あるとも、この犬が三匹いると、百獣の王なる獅子、あちらではライオンという、その獅子と取組むそうだよ、犬が二匹で....
獅子舞雑考」より 著者:中山太郎
的はしばらく別問題として)、葬儀に際して疎《ウト》び荒《アラ》び来る死の凶霊を、百獣の王である獅子の威光によって、払い除ける呪力あるものとして、用いたのに始まる....
三国志」より 著者:吉川英治
を動かず、一戦するの勇気があるのか」 と、いった。 その声は人臭いが、猛気が百獣の王に似ている。 いつぞや韓遂にいわれたことばを思い出して、馬超も、心に怕....
フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
が、青毛布のバケツ頭の金の眼の獅子の勇気は譬えようもなかった。まことに獅子こそは百獣の王だと見られた。しかしだ、それも二度か三度か跳ね廻ると、意外にもくたくたと....