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皆がら
「皆がら〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
皆がらの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「保吉の手帳から」より 著者:芥川竜之介
《き》だ!」
彼は悪魔に別れた後《のち》、校舎の中へ靴《くつ》を移した。教室は
皆がらんとしている。通りすがりに覗《のぞ》いて見たら、ただある教室の黒板の上に幾....
「源氏物語」より 著者:紫式部
私はそんなだいそれたことは考えもいたしませんが『紫の一本ゆゑに』(むさし野の草は
皆がら哀れとぞ思ふ)と申しますように、大姫君の妹様というだけでお思いになるのかと....