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皆働
「皆働〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
皆働の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪後」より 著者:梶井基次郎
気持に察しがなかった。行一はたじろいだ。 満員の電車から終点へ下された人びとは
皆働人の装いで、労働者が多かった。夕刊売りや鯉売りが暗い火を点《とも》している省....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
技師も、牧師も、無政府主義者も、すべてそれらの傲慢《ごうまん》な者も失意の者も、
皆働いていた。そして屋根の上には、屋根職人が歌っていた。 クリストフは家の周囲....