皇儲[語句情報] » 皇儲

「皇儲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

皇儲の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
くも我上帝が、正義を行って懼《おそ》れざる法官と、恥辱を忍んで法に遵《したが》う皇儲《こうちょ》とを与えられたる至大の恩恵を感謝し奉る」と叫ばれたという事である....
伸子」より 著者:宮本百合子
き、ふけを自分のあぐらの上へ落した。 五 一 上野には博覧会が開催され、英国|皇儲《こうちょ》が来遊されるという、ことの多い三月下旬であった。 うらうらと体....
死後の恋」より 著者:夢野久作
でもありませんから略しますが、要するに、その当時のスラヴ民族は、上も下も一斉に、皇儲の御誕生を渇望しておりましたので、甚しきに到っては、ビクトリア女皇の皇女であ....
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
晩餐会に行く、翌日礼に行くなどと見えています。 その日記の十二月二日の条には、皇儲石本陸相の身体を懸念あらせられ、岡侍医を差遣せさせ給うと聞き、岡の診察するに....