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皎潔
「皎潔〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
皎潔の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「富士」より 著者:岡本かの子
廓の正しい横顔は、無限なるものを想うのみ、邪《よこしま》なる想いなしといい放った
皎潔《きょうけつ》な表情を保ちながら、しら雲の岫《くき》を出づる徐《おもむろ》な....
「高浜虚子著『鶏頭』序」より 著者:夏目漱石
い》には、自分と世界との障壁《しょうへき》がなくなって天地が一枚で出来た様な虚霊
皎潔《きょれいこうけつ》な心持になる。それでも構わず元来吾輩は何だと考えて行くと....
「妾の半生涯」より 著者:福田英子
恥じ入りたらん、妾の軽率を憤《いきどお》りもしたらん、妾は余りに一徹なりき、彼が
皎潔《こうけつ》の愛を汚《けが》し、神聖なる恋を蹂躙《じゅうりん》せしをば、如何....