皺襞[語句情報] » 皺襞

「皺襞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

皺襞の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
自然界の縞模様」より 著者:寺田寅彦
、やはりこれらと連関して徹底的に研究さるべき題目であろう。 岩石に関してはまだ皺襞や裂罅の週期性が重要な問題になるが、これはまた岩石に限らず広く一般に固体の変....
吹雪のユンクフラウ」より 著者:野上豊一郎
として、いかにも清らかに鮮やかに花やかに、且つ、消えたばかりの夕映の名残を浴びて皺襞の陰影が甚だ繊細な微妙なものでさえあった。私は今までこれほど豪華な山嶽の駢列....
黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
て、船底を傾けたように落ち込んでいる。突き当りは白萩川の左岸所謂弁慶岩の岩壁で、皺襞の錯綜した直立の翠崖が小窓の頭に続いている。私達が藪から棒にひょいと飛び出し....