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「盆灯籠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

盆灯籠の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
琴のそら音」より 著者:夏目漱石
立ててある瓦斯灯《ガスとう》ではないかと思って見ていると、その火がゆらりゆらりと盆灯籠《ぼんどうろう》の秋風に揺られる具合に動いた。――瓦斯灯ではない。何だろう....
怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
、側えは新利根大利根の流にて、折しも空はどんよりと雨もよう、幽かに見ゆる田舎家の盆灯籠の火もはや消えなんとし、往来も途絶えて物凄く、おみねは何心なく向うの方へ目....