益金[語句情報] » 益金

「益金〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

益金の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
初冬の日記から」より 著者:寺田寅彦
持主があとから出て来たのには実価以上の百円やって喜ばせて帰して、結局百五十円の純益金を得る。それをもって根岸の競馬に出かけるのである。競馬であてて喜び極まったと....
母と娘」より 著者:岡本かの子
で自給自足するばかりか多量の葡萄酒と小麦をフランス国中へ売りさばくのです。其の利益金の三割は必ず金貨にして床下に埋めて在る甕の中に貯えて置きます。此所の田舎の人....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
川派の俳優が組織せる三升会は、七月七、八の二日間、新富座に慈善興行を催し、その純益金を東京府庁に寄附す。つづいて新富座もみずから発起して、十、十一の二日間、慈善....