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目が届
「目が届〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
目が届の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
の中に高峰秀子と乙羽信子の両嬢がいるためだ。実に雑草は目がとどく。天皇にだけしか
目が届かんというわけではないのである。 世界に妖雲たちこめ、隣の朝鮮ではポンポ....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
それだけの事にしてくれなければ困る」 伊「私は質を取って居りますが、小道具の方に
目が届きませんけれども、番頭に目の利いてるものも御座いますから、お品を拝見致しま....
「サレーダイン公爵の罪業」より 著者:チェスタートンギルバート・キース
なければならない、サレーダイン如き悪人は往々にして『人の性や善なり』と云う真理に
目が届かん故意外の失敗をやるのだ。彼はシシリヤ人が乗込んで来たら相手を夜中にナイ....
「黴」より 著者:徳田秋声
り越すと、そこがすぐ離房と向い合って机の据えてある窓であった。 「何分ここまでは
目が届かないものですから。」と女中は乗り越した垣根からこっちへ降りる足場などにつ....
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
そうで――しかしあの御病気ばかりはどうもいたし方のないもので、御隠居様、さすがお
目が届きましたね」 川島夫人は顔ふくらしつ。 「彼女の事じゃ、わたしも実に困い....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
はお安いこと、進上致そう。その前に一応の鑑定《めきき》が所望」 「いや、我々には
目が届かぬ、貴殿の御鑑定では?」 「目のあいた神尾殿に鑑定の届かぬものを、目のな....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
?」 「そうだ、たしかに兵馬さんは、あのお邸に隠れている、そりゃ役人たちにもまだ
目が届かねえ、外からそれを見届けたのは俺ひとりだ」 「まあ、あの御支配の駒井能登....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
また自分が附くことになっておりながら、いろいろの複雑した旅行ぶりのために、充分に
目が届かなかったことを悔い、その償《つぐな》いの意味に於ても、夫人の心を回復させ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
は、木蔭からちょっと首を出して、秋草の小鳥峠の十字路の方を見透そうとしたけれど、
目が届きません。
さりとて、へたに離れてこのわたしというものが、仏頂寺に見つけ....