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目安方
「目安方〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
目安方の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「政談月の鏡」より 著者:三遊亭円朝
甲斐守公のお白洲へ出ました、孫右衞門の娘お筆も引出《ひきいだ》され、訴えの趣きを
目安方が読上げますると甲斐守様がお膝を進められまして、 甲「備前岡山無宿|月岡....
「名人長二」より 著者:三遊亭円朝
込になって一同白洲に入り、溜と申す所に控えます。奉行の座の左右には継肩衣をつけた
目安方公用人が控え、縁前のつくばいと申す所には、羽織なしで袴を穿いた見習同心が二....
「後の業平文治」より 著者:三遊亭円朝
少しく下って公用人が麻裃で控えて居ります。奉行の前なる畳の上に控えて居りますのは
目安方の役人でありまして、武士は其の下の敷台の上に麻裃大小なしで坐るのが其の頃の....
「大岡越前」より 著者:吉川英治
て、役宅の部屋部屋は、退けていた。が、常に彼を補佐している吟味役の市川義平太と、
目安方の小林勘蔵のふたりだけは、越前の用部屋に、燭をそなえて、待っていた。 越....