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目結
「目結〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
目結の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「「いき」の構造」より 著者:九鬼周造
平行線としての縞から遠ざかるに従って、次第に「いき」からも遠ざかる。枡《ます》、
目結《めゆい》、雷《らい》、源氏香図《げんじこうず》などの模様は、平行線として知....
「連環記」より 著者:幸田露伴
今でいう撫肩であり、さし肩というのは今いう怒り肩で漢語の所謂鳶肩である。鳶肩|豺
目結喉露唇なんというのは、物の出来る人や気嵩の人に、得てある相だが、余り人好きの....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
田三成の大吉大一大万の旗を作り、次に福島正則が白地に紺の山道、小西行長は糸車か四
目結――黒田が藤巴《ふじともえ》で、島津は十文字、井伊が橘《たちばな》で、毛利が....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
、刀鍛冶。煙波、渺々《びょうびょう》たる海の面、埋まったりや、数万艘、二引両、四
目結、左巴《ひだりともえ》に、筋違い、打身に、切疵、肩の凝り、これなん、逆賊尊氏....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
つつ、森の内へ通って行った。 社家の門、神社のかつお木、森も奥まッた所に、四ツ
目結の紋幕がソヨ風にはためいている。 その社家の一室だった。 「いやおそれ入る....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
でいた。「太平記」のことばを借りれば、 あな、おびただし 二つ引両 輪違ひ 四ツ
目結 左巴 旗さまざま 雲霞の如く寄懸けたり であった。 が、尊氏の注意はひ....