目見得以上[語句情報] » 目見得以上

「目見得以上〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

目見得以上の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
んで字のごとく身分あるもの、それも禄高《ろくだか》にして五百石以下、家格にしてお目見得以上のお旗本が罪人となった場合、この上がり座敷へ投獄するので、第二は揚がり....
乱世」より 著者:菊池寛
彼が殺されて、梟首されることは確かだった。十三人の中で八人まで軽輩の士である。お目見得以上の士は五人しかいない。彼はその五人の中で、家の格式がちょうど真ん中に位....
南国太平記」より 著者:直木三十五
だけが並んでいた。階段から遠い、奥の端の部屋の床の前に、名越左源太、その左右に御目見得以上の人々。そして、その次の間の敷居際には、軽輩の人々が、一列に坐っていた....