目釘を湿す[語句情報] » 目釘を湿す

「目釘を湿す〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

目釘を湿すの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神秘昆虫館」より 著者:国枝史郎
潰すんじゃアない。桔梗様を見付けて取り返すのさ。どうせ切り合いになるだろう。刀の目釘を湿すがいい。ええと合言葉は『船と輿』だ。そうは云っても乱闘となったら、チリ....
丹下左膳」より 著者:林不忘
大声にさけびながら、鉄十郎は馬をおりた。 ほかの騎馬の侍もかけ着いて手早く刀の目釘を湿す。おくれて駕籠や徒歩《かち》の連中もみな到来した。伊賀勢は、ここに思わ....