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直人
「直人〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
直人の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「血の文字」より 著者:黒岩涙香
辺の人が知れるだけの事は残り無く聞集めたるが其大要を摘めば藻西太郎は此上も無き正
直人なり何事ありとも人を殺す如きことは決して無く必ず警察の見込違いにて捕縛せられ....
「流行暗殺節」より 著者:佐々木味津三
人は、その大楽源太郎の命をうけた、源太郎子飼いの壮士たちだった。 隊長は、神代
直人、副長格は小久保|薫、それに市原小次郎、富田|金丸、石井|利惣太なぞというい....
「探偵夜話」より 著者:岡本綺堂
かすことが出来なかった。たとい狸の化けたのでないとしても、地蔵尼の本性はおそらく
直人間ではあるまいということに決められた。 「村の奴等にも困ったものだ。」と、僕....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
れ、全くべつの意味で、かれの気持ちを不安にしていたのである。 その一つは、荒田
直人という、もう七十に近い、陸軍の退役将校の顔であった。 この人は、中尉か大尉....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
えた。しかしこの狸頭竹、※彈竹の名は既に明治十九年(1886)に出版せられた片山
直人氏の『日本竹譜』にモウソウチクの漢名として引用してあるが、それはモウソウチク....
「わが寄席青春録」より 著者:正岡容
啼いた」と演ってのけたことがあったが、客はほとんど気がつかなかった。反対に「伊井
直人」で「薙刀《なぎなた》の尻手」と言うべきを、槍同様に「石突き」と言ってしまっ....