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「直弟子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

直弟子の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
家《うち》の頭《かしら》――出入りの鳶職《とびしょく》――が、芝金《しばきん》の直弟子《じきでし》で、哥沢《うたざわ》の名とりだった。めっかちの、その男のつくっ....
剣侠」より 著者:国枝史郎
うでもいい。そこで高萩の相談がある。聞けばお前さんは小川宿の、逸見多四郎先生の、直弟子で素晴らしい手並とのこと、以前から一度立合って、教えを受けたいと思っていた....
俳優への手紙」より 著者:三好十郎
であり、たとえば平賀元義であった如く。たとえば蕉風の俳諧の正統の受継者が、芭蕉の直弟子達や孫弟子達では無くして、却って、たとえば正岡子規であり、たとえば大東鬼城....
孔子」より 著者:和辻哲郎
ると、どうにも納まりがつかないほどに問題は紛糾して来るのである。 ソクラテスは直弟子のクセノフォンとプラトン、孫弟子のアリストテレスが記録を残しているのである....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
。 だが、次第にそれも解けた。亘志摩の話によって明確になった。 三宅軍兵衛の直弟子のうちに、以前、京都の吉岡家にいた者があり、また、本多家の子弟のうちにも吉....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
た円明二刀流の五代目の相伝を承け継いだ人物である。 武蔵の流儀は、彼が在世中の直弟子、寺尾藤兵衛|信行に伝えられ、藤兵衛から後は、寺尾郷右衛門と、新免弁助のふ....
黒板は何処から来たのか」より 著者:小倉金之助
からも、一八一〇年までは引きつづき講義をしたのであるから、クローゼーはモンジュの直弟子なのである。)モンジュは教授の際に、黒板や投影図や曲面の模型を用いたばかり....