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「直方〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

直方の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
紀行文家の群れ」より 著者:小島烏水
る。状袋の裏には、牛込区若松町百卅七田山花袋とある。文中の『大日本地誌』は、山崎直方佐藤伝蔵両氏の編で、地質地形等は両氏が受け持ち、部分的の地誌は、花袋らが分担....
新版 放浪記」より 著者:林芙美子
をやめてしまったのだ。私は学校へ行くのが厭《いや》になっていたのだ。それは丁度、直方《のうがた》の炭坑町に住んでいた私の十二の時であったろう。「ふうちゃんにも、....
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
る被害者|千世子(三十六歳)の初七日仏事終了後―― ▼聴取場所 福岡県|鞍手郡|直方町日吉町二〇番地ノ二、つくし女塾の二階八畳、呉一郎の自習室兼寝室に於て―― ....
骸骨の黒穂」より 著者:夢野久作
1 まだ警察の仕事の大ザッパな、明治二十年頃のこと……。 人気の荒い炭坑都市、筑前、直方の警察署内で起った奇妙な殺人事件の話……。 煤煙に蔽われた直方の南の町外れ....
野ざらし」より 著者:豊島与志雄
だから、片山のお父さんへの恩返しって気持もあるのでしょうから。」 「一体、九州の直方《のうがた》って、どんな土地でしょう?」 「そりゃあ君、山があって、そして朱....
女坑主」より 著者:夢野久作
二箱お送りするようにお約束したんですがね。ええ。ごく内々で……ですからね。今夜の直方発の終列車の上りの客車便に……そう……十時五十分に間に合うように大急ぎで荷造....
空中征服」より 著者:賀川豊彦
に貰うたのが、菊子の母であった。 それでも、不品行は直らなかった。博多の芸者、直方の芸者のうちで、安治川の手をかけぬものはないと言われたほど豪奢な遊び方をした....
私本太平記」より 著者:吉川英治
、鎌倉入りの作戦、部署の秘など、練っていたもの。 またこのうちにも、武州の熊谷直方、直春。常陸の塙大和守、陸奥の人石川義光など、一族して投じてきた。上方では六....
私本太平記」より 著者:吉川英治
い。 「田川郡の田川|則武と一族の者でおざる」 「これは、かねて御教書を給わった直方ノ庄の一党」 「御上陸と聞き、間道、夜を日についで、馳せまいった鎮西村の者ど....
私本太平記」より 著者:吉川英治
る面々がひしひし、附近をかためていた。 とはいえ、直義の許に駈けつけた者と、師直方に応じた武士とをくらべれば、直義方は、はるかに少なく、一方の半分以下にもたり....
こども風土記」より 著者:柳田国男
朝倉郡 3 同 福岡市 4 同 糟屋郡 2 同 鞍手郡 5 同直方市 同 嘉穂郡 6 同 宗像郡 2 同 遠賀郡 10 同 八幡....