直焼[語句情報] » 直焼

「直焼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

直焼の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
阿部一族」より 著者:森鴎外
関兼光《せきかねみつ》の脇差をやって、禄を千百五十石に加増した。脇差は一尺八寸、直焼《すぐやき》無銘、横鑢《よこやすり》、銀の九曜《くよう》の三並《みつなら》び....
鰻の話」より 著者:北大路魯山人
あっても、どこかそれだけちがうものがある。 次にうなぎの焼き方であるが、地方の直焼き、東京の蒸し焼き、これは一も二もなく東京の蒸し焼きがよい。....
握り寿司の名人」より 著者:北大路魯山人
なぎにかかっては、大阪の原始焼きは無条件降伏せねばなるまい。それにもかかわらず、直焼きを誇るがごとき、笑うに耐えたる陋習というべく、一刻も早く改めねばなるまい。....
鱧・穴子・鰻の茶漬け」より 著者:北大路魯山人
は江戸前風に蒸しにかけないで、関西風に直に焼くがいい。醤油のたれを甘くしないで、直焼きにしたものの方が茶漬けには適する。 直焼きのうなぎは、もとより、肉や皮が....