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「直答〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

直答の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
天主閣の音」より 著者:国枝史郎
に言葉も此儘のこと、どうも坐ると足が痛え、で、胡座を掻かせて下せえ。それから話は直答だ。これで可ければ参りやしょう」 これには九兵衛も驚いて了った。一旦城へ引....
鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
いずれも柳営の出入り自由で、将軍家と会う時も、笹の間かお駕台とよぶ所で、直問直答のならわしである。いわば当時の御用|探偵で将軍自身のささやきをうけて、疑わし....
三国志」より 著者:吉川英治
彼の産はどこか」 と曹真へたずねた。曹真は、わがことのように誇って、 「王双、直答申しあげよ」 と、促した。 王双は伏して奉答した。 「隴西狄道の生れ、王....
私本太平記」より 著者:吉川英治
機は何か。ただ宮方への味方を誓ってまいっただけのことか」 「いえ」 と、吉致が直答した。 「それだけではございませぬ。……じつは去年いらいの鎌倉の動員にて、上....