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相対論
「相対論〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
相対論の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「春六題」より 著者:寺田寅彦
が始末が悪いかもしれない。この場合でも心の貧しき者は幸いである。 一般化された
相対論はとにかくとして、等速運動に関するいわゆる特別論などはあまりにわかりきった....
「デカルト哲学について」より 著者:西田幾多郎
)、我々の自己は真理を求めるのである。真の実践もそこから出て来るのである。真理は
相対論者のいう如く相対的なものではなく、いわゆる直覚論者のいう如くに一度的に決定....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
elle Entscheidung)の仕方だったのである。カントも亦その哲学上の
相対論を、実験的に(但し思考実験によってであるが)決定することによって、主観が存....
「認識論とは何か」より 著者:戸坂潤
疑論こそ、その意味では却って本格的な懐疑論かも知れない。すると、つまり中途半端な
相対論即ち絶対的な
相対論ではなくて、相対的な
相対論こそが、それだということになる....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
ろう。一九〇〇年プランクによって量子説が唱えられ、一九〇五年にアインシュタインが
相対論を発表してからというものは、実にめざましい変革がなされた。そして一九二四、....
「アインシュタイン」より 著者:寺田寅彦
でも四つでその外に学位論文をも書いた。いずれも立派なものであるが、その中の一つが
相対論の元祖と称せられる「運動せる物体の電気力学」であった。ドイツの大家プランク....